タレントで歌手のモト冬樹（６６）が１８日、ブログを更新。不倫疑惑が報じられた女優・藤吉久美子（５６）が１４日に開いた釈明会見をチクリと批判した。

　「謝罪会見に思う」と題してブログを更新すると、「謝罪会見でうけての心情が会見によってこんなに違うのはなんでだろうね」と切り出し、会見することで事態を収拾できたり、逆に反感を買ったりするケースがあることに言及した。

　「心から反省しているかどうかはすぐわかる　変に言い訳したり　人に責任転換とかする会見は最悪だよね」と指摘。企業が不祥事を隠したまま会見すると、後から不祥事が出てきてマイナスになることに触れ、「泣きじゃくる会見もどうなのかな」と一考。「涙って我慢して我慢してこぼれ落ちるなら説得力あるんだけど悲しいアピールはちょっとひくよね」と冷静につぶやいた。

　５０代後半のテレビ局プロデューサーとの不倫報道があった藤吉の場合は、１４日深夜に羽田空港で会見。報道陣の前に姿を見せた瞬間から涙モードで、やつれた印象の薄化粧で顔をくしゃくしゃにして“号泣”。手にしたハンカチで涙をぬぐいながら、「（ホテルの部屋では）体をほぐしてもらってただけ」と苦しい釈明をしていた。

　モトは１６日のブログで「太川陽介君の記者会見　格好いいね」「二人の話していることが真実であろうとなかろうと　きっと二人で話し合って決めたことなんだからそれでいいじゃん」と記していた。この日は藤吉の名前を出してはいなかったが、あの会見を指していることは明らかだった。