大河ドラマ直虎、期間平均12・8% 花燃ゆ、平清盛に次ぐワースト

 17日に最終回を迎えたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の期間平均世帯視聴率が12・8%だったことが18日、分かった。1997年以降の20年間では、15年の「花燃ゆ」、12年の「平清盛」の12・0%に次ぐワースト2位の数字だった。なお、最終回は12・5%だった。

 「おんな城主 直虎」は初回16・9%で幕を開けたが、これが全50回で最高の数字。じょじょに視聴率は下降線となったが、主演の柴崎コウを始め、高橋一生、市川海老蔵など話題の俳優陣も出演し、話題を呼んだ。また名作映画などをもじったサブタイトルも話題を呼んだ。

 制作統括の岡本幸江氏は同局を通じ「戦国時代、小さな谷あいの地に生きた領主・直虎の挑戦を最後まで見届けて頂きありがとうございました。視聴者の皆さんからのさまざまな形でお寄せ頂く熱いメッセージが、泥だらけになって道を切り開く直虎の、そしてスタッフ、キャスト全員のエネルギーの源でした。この物語はここで終わりますが、直虎の志が直政に息づくように、飛んでいったたんぽぽの綿毛が遠くで再び花を咲かせるように、女城主直虎が、この後も皆様の心を温めるものであればと願っています」とのコメントを発表した。

 なお97年以降で期間平均視聴率が最高だったのは08年の「篤姫」の24・5%だった。(数字はビデオリサーチ日報調べ、関東地区)

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