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市原悦子 来年大河「西郷どん」語りを降板 代役に西田敏行…回復に「もう少し」

 NHKが22日、来年の大河ドラマ「西郷どん」について、語りを担当する予定だった女優の市原悦子が体調を考慮し降板、西田敏行に変更になったと発表した。

 市原は「自己免疫性脊髄炎」を患い昨年11月に入院。今年2月にはリハビリ病院に転院した。制作統括の櫻井賢氏は「病状の詳細は私の方からお答えするのは差し控えさせていただこうと思います」とした上で、「夏ごろから退院されてリハビリされている様子をうかがいながら準備を進めてきた中で、もう少し時間がかかるということで決まった次第です」と説明した。

 市原はNHKを通じ「このたびのこと、本当に申し訳ありません。大河ドラマ『西郷どん』の語りをお引き受けすることとなり、たくさんの方々から、激励のお手紙やメッセージをいただいてまいりました。心から感謝しております」と謝罪と感謝の気持ちをつづった。

 その上で「皆さんの声に支えられ、素敵な台本を傍に置き、リハビリを続けてまいりましたが、元気にNHKに通うには、もう少し時間がかかりそうです」と現状を説明。「元気になって再び皆さまにステキな物語をお届けできる日を楽しみに、リハビリに励んでおります。その日を皆さまもお待ちになってくださいませ」と結んだ。

 女性から男性に声が変わるため、脚本も書き直された。すでに1回目の収録は終わっているという。90年の大河「翔ぶが如く」で主人公の西郷隆盛を演じたという縁もある。櫻井氏は「西郷さんの語りをやっている設定ではないんですが…かつて主役を務めた西田さんが鈴木亮平さんの1年を見守っていただくので、温かい語りになるのではないかと期待しております」と起用理由を語った。

 西田も文章でコメントを寄せている。「『翔ぶが如く』で西郷隆盛を演じさせていただいた私が、今度は、西郷の生涯を見守る『語り』のお役目を仰せつかりました。先日は同じくNHKの番組『ファミリーヒストリー』にて、私の先祖が、薩摩藩士だったことも分かり、鹿児島との不思議な縁に驚いております」と起用についての感想を寄せた。「鈴木亮平さん演じる『西郷どん』を、しかと最後まで見守らせていただきます」と意気込むと同時に、「市原悦子さんが、一日も早くお元気な姿を私どもにお見せいただけること、心より祈っております」と案じていた。

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