たけし主演「破獄」が東京ドラマアウォードでグランプリ
テレビ東京が26日、同局が4月12日に放送した「テレビ東京開局記念日 ドラマ特別企画『破獄』(主演・ビートたけし)が、「国際ドラマフェスティバルinTOKYO」のメーンイベントである「東京ドラマウォード2017」の作品賞〈単発ドラマ部門〉のグランプリを受賞したと発表した。また、名脇役が総出演した「バイプレイヤーズ」も作品賞〈連続ドラマ部門〉優秀賞を獲得したと明らかにした。
「破獄」について、テレビ東京の同賞受賞は、2012年の「明日をあきらめない…がれきの中の新聞社~河北新報のいちばん長い日~」以来2度目。昭和17年、小菅刑務所の看守部長と脱獄囚との関係、闘いを描いた作品。看守部長の蒲田進を演じたたけしは「撮影はとても大変でしたが、作品が次々と素晴らしい評価を受け、とても喜んでいます。これは全てスタッフの皆さんの力によるものです。おめでとうございます」とのコメントを寄せた。
「バイプレーヤーズ」はドラマ24枠で、今年1月から3月に放送された。遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松茂豊、光石研という名脇役6人が本人役で出演し、「役作りで絆を深めるためにシェアハウスで3カ月間共同生活を送る」という依頼を受けるところからドラマは始まる。現実とフィクションがないまぜになった雰囲気が話題となった。
