道端アンジェリカ 皮膚病カミングアウトした影響は…ネットの書き込みに勢いで反応
モデルの道端アンジェリカ(31)が25日、都内で行われた「世界乾癬デー」イベントに出席。5月にインスタグラムで皮膚病「乾癬」に冒されていることを公表したことに、「自分自身が楽になり、カミングアウトして良かった」と語った。
「スーパーフードを食べてるのに肌が汚い」とネットで書かれたことから、勢い任せにカミングアウトした。5月を振り返り、「人それぞれ悩みがあるのに。悔しくてしょうがなくて後先考えずに(書いた)。それくらいわーとなった」。モデル業にも影響しかねない公表と後から気づき、「書いてから不安になった」と反響を恐れたが、事後報告だった事務所社長や周囲からは前向きなコメントが多く、勇気をもらったという。
これまでは持病を隠す生活に悩まされていた。長袖の着用やフケが目立つために自分で髪を整えてくるなどヘアメークら周囲にも嘘をついて持病を隠してきた。「お風呂も電気を消して入っていた。自分を鏡で見たくなくて…」と、つらい闘病の日々を吐露する。
「嘘をついて生活していた。つらかったですよ。毎日、『ああ、やだな』と思っていた。肌の綺麗な人がうらやましくて…。ネガティブになって、悪化しちゃう」と苦悩を告白。一番、ひどかった時期は昨年9月16日に右足首を骨折して入院したときだった。「寝たきりで動けないストレスだったと思う」と悲しげな表情を浮かべながら、悪化した原因を思い返した。
現在は状態も安定してきたといい、「お姉ちゃんは化粧品に詳しいので、支えになってくれました」と道端ジェシカ(33)ら家族も肌に優しい製品を勧めるなどサポートしてくれている。同じ悩みを持つ人たちには、「一人で悩まずに相談するだけで気持ちが楽になる。ポジティブに治療に専念してもらいたい」とエールを送っていた。