三浦浩一 東京キッドブラザース伝説の舞台出演に感激「こんなに光栄なことはない」

 俳優の三浦浩一(63)が13日、都内で行われた舞台「失われた藍の色」(14~22日、東京・CBGKシブゲキ!!)の公開通し稽古で、かつて所属していた劇団「東京キッドブラザース」の伝説的な演目に出演することを喜んだ。

 同作は1978年に初演、84、85年に再演された。三浦にとって、復活する同作への出演依頼は思いも寄らぬものだった。主人公の若者3人組を演じるのは三浦の次男の三浦孝太(33)、三男の三浦涼介(30)と俳優の上遠野太洸(24)。三浦は2人の息子の出演が決定後にオファーを受けたという。

 「息子に出演の話が来て、拍手を送ってたんです。でもまさか僕に声がかかるとは思ってなかった。“親子って…”と思いましたよ」と振り返り、思い入れのある作品だけに「この年でキッドの作品に出られるなんて、こんなに光栄なことはないですから」と快諾したことを明かした。

 元東京キッドブラザースで演出の長戸勝彦(54)は、三浦一家出演の経緯を説明。「この作品をやるって決めたときから涼介と孝太に出てもらおうと思ってました。浩一さんは3人一緒だといやがると思って、ちょっと後に(出演依頼)しました」と意図的にタイミングをずらしたことを明かした。

 稽古を見守ってきた三浦は「この1カ月でここまでに仕上げたのは本当にすごい。この人たちが現代の東京キッドブラザースと言っていいと思いますよ」と太鼓判を押した。2人の息子たちについては、今回の舞台以外にも過去の出演作品を見ており、「いちお客さんとして見てて、この2人ってすごいんです」と高く評価した。

 父とは初共演の涼介は「大先輩の父と一緒に舞台に立つ、こんな日が来るとは思いませんでした」と感激の面持ち。父とは2度目の共演となる孝太は、かつての父と同じ役を演じるだけに「『父より良かった』と言われるように頑張りたいです」と、父にライバル心を燃やしていた。

 CSの日テレプラスでは11月23日に、舞台製作を追ったドキュメンタリー「東京キッドブラザース 再び!悔いなく生きるために!」(後7・30)と、公演の本番「【舞台】失われた藍の色」(後8・00)を連続で放送する。

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