いっこく堂 顔面骨折の真相は「誰にでも起こる生理現象」酔っ払い転倒を否定

 腹話術師のいっこく堂(54)が20日放送のフジテレビ「バイキング」(月~金曜、前11時55分)にVTR出演し、昨年3月に負った顔面麻痺からの完全復活ぶりをアピールした。

 都内の自宅で番組の取材に応じたいっこく堂は以前の整った顔立ちで登場。病気による腹話術への影響を問われると、商売道具の相方人形がびっしり詰まったロッカーの中から、赤黒チェックのコットンシャツにオールワンジーンズを着た、おなじみの外国老人の人形を持ち出し、老人から「ワシに内緒で何をやってるんじゃ」と切り出され、「スミマセン、師匠起こしちゃいました?」と返すと、「いい気分で寝とったんだぞ」と返される、やや噛みながらの絶妙トークで国際的な腹話術の健在ぶりを示した。

 ほかのキャラクターでも復活ぶりを示したいっこく堂は、赤ちゃん人形・ペンタくんの口から、「僕は強いんだよ。1度も泣いたことがないんだよ」などと心身共に自身の回復ぶりを強調した。

 現在は後遺症もなくステージに立っているというが、昨年3月には酒に酔って転倒しくも膜下出血を発症、左頬骨折の重傷を負ったと報じられた。いっこく堂は番組内で真相として当時の様子を述懐。それによれば、日課にしている10キロのランニングから帰ってきて、もともとは苦手だったが、自宅にあった梅酒を飲んでから就寝前にトイレへ行き、出がけのドアノブに手をかけたところで記憶が飛んだという。医師の診断は酔った上での転倒ではなく、脳への血流が低下する「迷走神経反射」による転倒だったという。

 「健康な人でも誰にでも起こりうる生理現象」という「迷走神経反射」が原因の転倒で骨折し、顔面麻痺を発症。番組ではリハビリをしながら40日後に麻痺から完全に回復したことを紹介。さらにリハビリ生活の中で新たに生まれたという腹話術の新たなアイデアから、言葉がドンドン出てくるのに口の動きが少ない新技芸「口数が少ない人」を披露。18日に都内でその技を初公開したときの様子も伝えた。

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