オードリー春日 エアロビ挑戦を発表「日本一目指す」
人気お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰(38)が19日、東京・渋谷109の前でエアロビクスのゲリラライブを行い、同競技で日本一を目指すと発表。レギュラー出演しているTBS系「炎の体育会TV」の企画によるもので、同番組では「フィンスイミング」、「ボディビル」、「レスリング」に続く4競技目の挑戦となる。
「渋谷の諸君。オードリー春日。至急109前に集まりなさい」。109前に春日の声が響いてからしばらくすると、設置された箱から春日本人が飛び出した。「まずはこれをご覧あれ!」とイメージカラーともいえるピンク色のタンクトップ姿になると、電気グルーヴのヒット曲「Shangri-La」をリミックスした音源に乗せて、突然、踊り始めた。持ちギャグ「鬼瓦」も織り込んだ演技を終えた春日は、あっけにとられる観衆をよそにボードをめくり「春日は今年、エアロビで日本一を目指します」と宣言した。
春日は11月に行われる全国大会出場を目指す。大会では採点は技術点と芸術点の合計点で競われ、技をいかに正確に決められるかが重要なポイントとなる。23日、午後6時55分スタートの同番組で取り組みの模様が放送される。
本格的に練習を始めたのは3カ月前から。週4回、2時間ずつほど、夜中に集まって練習を重ねたという。番組を放送するTBSによると、春日はブラジル人のパウロ先生という指導者がついた。現役時代に5度の世界チャンピオンに輝き、過去にのべ105人の世界王者を育てたという腕前の指導者だと説明された。
もし、日本一を実現できなかったら…。この質問をしたリポーターには、ものまねをしながらアントニオ猪木氏の明言を引用し「やる前からなれない事を考えるやつがあるか!バカヤロ!」と、闘魂ビンタで応戦していた。ただ、実際のところは「だめだったら次の競技に移るだけですよ」とあっさりと認め、「桐生くんが9秒(台)出したから。100m走をやりたいですね。日本人2人目の9秒を目指してやりたいなと」と色気を見せていた。
【春日の過去の競技主な成績】
(1)ボディビル 15年5月「東京オープン」5位
(2)フィンスイミング 16年6月「世界マスターズ大会」銀メダル
(3)レスリング 16年7月「全日本社会人レスリング選手権」4位