1970~80年代に歌謡界を揺るがせた「五八(ごっぱち)戦争」とは

 歌手の五木ひろしが16日放送のTBS系「サワコの朝」に出演。八代亜紀と争った「五八(ごっぱち)戦争」について語った。

 当時は年末になると賞レースが花盛り。「賞というのは大きな目標ですから。毎年、戦っていた」と振り返った五木。そのライバルが八代だった。「八代さんは僕が銀座で歌っていたころ、同じクラブで、僕のギターの伴奏で歌っていた子ですから」とデビュー前から競っていたことを明かした。デビュー後も切磋琢磨しあい「(賞レースで)戦うことになって、いわゆる『五八戦争』。全部負けましたけど」と苦笑い。八代は喜ぶと同時に、五木にも一緒に喜んでもらってほしかった。だが「僕は悔しくて、踏んだり蹴ったりでした。それからよりいっそう頑張りました」と負けたことが励みになった。

 賞レースの次のステージになったのが、当時全盛を極めていた同局の歌番組「ザ・ベストテン」だった。「ベストテンに出ること、少しでも上に行くことが目標」と語ったとおり、番組通算12年間の1位が、五木の代表曲『長良川艶歌』に輝いた。「あの番組は、アイドル系やポップス系が強かった。演歌というのは(ヒットに)時間がかかるんです」と解説。『長良川-』も順位が上下したことから「これを『鵜飼い現象』と言ったもんです」と懐かしそうに目を細めていた。

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