お笑いタレントの上沼恵美子（６２）が２５日、カンテレの「快傑　えみちゃんねる」に出演し、以前、歌手の八代亜紀（６６）のマネジャーが控室をめぐって口論を繰り広げていたことを明かした。八代本人は黙っていたという。

　上沼は現在の芸能界について、「今の人は和気あいあいと温泉に行ったり食事に行ったり。なんじゃそらと思います。だから迫力が無いのかと思う」と１０代から芸能界にいるだけに厳しい意見を述べた。「もっといがみ合ってる方が。マネジャー同士がケンカするとか」と言って古いエピソードを披露した。

　関西テレビが旧社屋だったころのことだそうで、１９９７年以前のことと思われる。上沼は「五木ひろしさんと八代亜紀さんがすごい時におられたんです」と２人とも芸能界で確固とした地位を築いていたころだったと述べた。

　口論の元は控室だった。上沼は「控室で大変もめました。ゲストの中で一番上の方が、格上の方が入るのが１号室とするなら五木さんが入られた。でも、ぜんぜん間取りは変わらないんですけど隣で八代さん。私は何とも思わなかったんです。私は大部屋。そしたら、ご本人は黙ってるのにマネジャーが出て来て」と話すと共演者からどよめきが上がった。

　上沼は「それでもうやり合いやり合い。うちら、化粧しながら、おもろいなあ」と化粧をするしぐさをして爆笑を誘った。上沼は「おもろい！あんなおもろいことないわ」と繰り返し、八代のマネジャーが「八代をなんと思ってるんですか！」とやり合っていたという。