BPO フジテレビなどに注意喚起 ネット上の事実ではない情報放送

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会(川端和治委員長)は14日、番組制作におけるインターネット上の情報利用について「真贋(しんがん)を見極めて使うリテラシーが必要だ」と放送局に注意喚起する委員長談話を発表した。

 談話は、フジテレビの情報バラエティー番組「ワイドナショー」など2番組がネット上の事実ではない情報を放送した問題に触れ、「同じことが他の局でも発生する可能性がある」と指摘。ネットの有用性を認めた上で、「真実でないことが紛れ込まないように注意し考える習慣を身に付け、疑問が生じたときは疑いが解消するまで放送すべきではないと声を上げる強さを持つこと」を制作現場の担当者に求めた。

 検証委は、フジテレビが直ちに訂正と謝罪の放送をしたことなどを理由に、2番組を審議対象にしなかった。

 フジテレビは5月に「ワイドナショー」で紹介した宮崎駿監督の発言集が、本人の言葉でなかったことが判明し、謝罪。さらに6月には「ノンストップ!」の「ガリガリ君」特集で紹介した「火星ヤシ味」が、実在しないものだったことが指摘され謝罪していた。いずれもインターネットで得た情報をうのみにし、当事者に確認をしていなかった。宮内正喜社長は7月に行われた定例会見で再発防止を誓い、「情報の真偽や数字の精査を、いまひとつ慎重にやってもらいたい」と現場に指示を出したことを明かしている。

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