NGT北原里英、卒業意識は前田敦子の時

 アイドルグループ・NGT48のキャプテンを務める北原里英(26)が21日、新潟市内で行われた「NGT48 お披露目2周年スペシャルLIVE」で、グループからの卒業を発表した。

 ライブ終了後、報道陣の取材に応じた北原は、卒業を最初に意識した時期について「5年前にあっちゃん(前田敦子)が卒業した時で、その時にいずれ卒業するんだなと思ってからは、私もずっとお芝居をするのが夢だったので、いつかはお芝居の仕事をできるようになればいいなとずっと考えるようになりました」と説明。その上で「今の活動が楽しく、なかなか決断できないまま進んできたのですが、本当にここ最近になって卒業を発表しようと決意しました」と心中を明かした。

 NGTのキャプテンとして過ごした2年間を「あっと言う間で、すごい楽しく、キャプテンとしてもすごくやりがいがあった」と述懐。「本当は、もっともっとみんなと歩んでいきたいという気持ちもあったし、これから先の景色をみんなと見たいなと思っていたんですけど、先輩が卒業することで後輩が成長して伸びていくというシーンを今までずっと見てきたし、自分も先輩の卒業で感じてきたので、後輩のためにも卒業しようと決めました」と、最後まで先輩、そしてキャプテンとしての責任を全うした思いを口にした。

 自ら選考にも関わったNGTのメンバーについて「本当に思い入れが強くて、娘みたいな存在です」と話した北原。残りの活動を「自分はキャプテンとしては言葉は多くなく、キビキビ言うようなタイプではないんですが、残りの期間はもうちょっと多くの言葉を掛けていきたいです。そして行動で示せるようなキャプテンで最後までありたいと思います」とし、ファンに向けては「突然の発表になってしまい申し訳ありません。これからは一人の北原里英として、立派に歩んでいこうと思いますので、NGT48、AKB48グループではなくなっても応援していただけるとうれしいです」とメッセージを送った。

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