小林麻央さん 夫・海老蔵の重傷事件時も献身的にサポート
乳がんを公表し、闘病を続けていたフリーアナウンサーの小林麻央さんが22日夜に都内の自宅で亡くなったことが23日、分かった。
結婚からわずか8カ月後の10年11月、夫の市川海老蔵が東京・六本木の路上で元暴走族の男性から暴行を受け、左ほお陥没骨折などの重傷を負う事件が発生した。被害者ながら、自身も暴行を行ったとの証言や、日ごろの酒癖の悪さなどが取り上げられ、歌舞伎出演を無期限で自粛することに。世間の風当たりが強まり、芸能活動継続の危機ともささやかれた。
当時はその若さに加え、タレントという経歴から、「梨園の妻」として厳しい視線にさらされていた麻央さんだが、長女・麗禾ちゃんを身ごもりながらも、病室に泊まり込んで献身的に看病。13年には海老蔵がテレビの特番で「麻央の献身的な愛に応えなければいけない」と話しており、破天荒だった海老蔵を一変させる深い愛情をしのばせた。