小林麻央さん死去 姉・麻耶との強い絆…「悲しませたくない」

 乳がんを公表し、闘病中だったフリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなったことが23日、分かった。34歳の若さだった。昨年6月に夫で歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)が病を公表。抗がん剤や輸血などの治療を続け、5月29日に在宅医療に切り替えていた。7月21日には35回目の誕生日が控えていたが、力尽きた。

 姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(37)との強い絆を、姉妹の公式ブログから振り返る。

   ◇◇◇◇

 ▼2016年12月15日 「昨夜は姉が一晩中、私の背中をさすってくれました。本当に優しい手」(麻央さん)

 ▼17年4月1日 「姉が倒れた日 ぷるぷる震えながら『まおちゃんごめん。助けられなくてまおちゃんゴメン。でももう大丈夫。私が救うから』と叫んでいたことを思い出します。私にとって大切な姉です。悲しませたくないのです。本当は」(麻央さん)

 ▼同年4月10日 「母にも『そばにいてほしい』と珍しく言葉に出して甘えてしまいました。姉にも来てほしいと電話しようかと思いましたが、さっき帰ったばっかりだったと気づき 止めました笑」(麻央さん)

 ▼同年5月13日 麻耶が「いいんだよー。まおちゃんは生きててくれるだけで いいんだよ。ただ いてくれればいいの。なーんにも できなくていいんだよ」(麻央さん)

 ▼同年6月7日 麻耶が献血イベントに出席。「妹は4月に輸血を受けて、命をつないでもらったんです。本当にあの輸血がなければ、妹は今どうなってるか分かりません」(麻耶)

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