尾野真千子 野際陽子さんを追悼…1つの作品になって受け継がれていくことを望む

 女優の尾野真千子(35)が19日、東京・神田明神で主演映画「いつまた、君と~何日君再来~」(24日公開)のヒット祈願を企画・共演した向井理(35)、深川栄洋監督(40)と行い、13日に肺線がんで亡くなった野際陽子さんを追悼した。

 向井が親族たちと自費出版した祖母・芦村朋子さんの半生記が原作。尾野は朋子さんの過去パート、野際は現代パートを演じた。

 共演シーンはなかったが顔合わせで対面しており、尾野は「野際さんが演じたことが1つの作品になって受け継がれていくといいなと思います」と神妙な面持ち。野際さんから祖母についての質問状が届いたという向井は「やっぱり似てました。多くの方に見てもらうことが恩返し」と表情を引き締めた。

 撮影は昨年2月。野際さんのがんが再発し、摘出手術を受けた後だった。撮影を振り返り、深川監督は「現場でもすごく明るく、緊張している僕らをほぐそうとしてくれた」と感謝。11月に撮り直した際には、スタッフに何度も「もう撮り直さないわよね?」と確認していたという。

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