女優・高橋洋子 自著に設定似た「やすらぎの郷」に「こっちの方が先なんです」
女優で小説家の高橋洋子(63)が28日、TBS系で放送された「爆報!THEフライデー」に出演した。
高橋は都立三田高校卒。19歳だった1972年に映画「旅の重さ」の主役で女優デビュー。73年にはNHKの朝ドラ「北の家族」でヒロインを務めた。小説家としては81年に「雨が好き」で第7回中央公論新人賞を受賞した。
高橋は昨年4月、小説「のっぴき庵」を出版した。リタイアしたベテラン俳優や女優だけが入居する、伊豆にある老人ホーム「のっぴき庵」が舞台。往年の大スターや女優の結婚宣言、昔の恋の打ち明け話など、個性的な面々が起こすドラマが次々と起きる。
倉本聰氏の脚本で4月からテレビ朝日系で放送されているシニア向けの昼ドラ「やすらぎの郷」に似た設定とも言えるが、番組スタッフから「『やすらぎの郷』がそっくり?」と指摘されると、「え~、あ~、そう?こっちの方が先なんですけど」と反応に困っていた。
倉本氏脚本の「やすらぎの郷」は長年テレビや映画界に貢献した脚本家や俳優(テレビ局の人間以外)の中で選ばれた人間だけが入居できる、海を望む老人ホーム「やすらぎの郷」を舞台に、往年の大スターの素顔や、昔の恋や不倫暴露騒動など、人間くさいドラマが次々と繰り広げられている。