ワイルドワンズ結成50周年ツアー 故加瀬邦彦さんを追悼、メンバー「泣きそう」

 ポーズを決める(左から)加瀬友貴、植田芳暁、鳥塚しげき、島英二=新宿文化センター大ホール
コンサートに向けガッツポーズで気合を入れる(左から)加瀬友貴さんとザ・ワイルドワンズの植田芳暁、鳥塚しげき、島英二=新宿文化センター(撮影・棚橋慶太)
熱唱するザ・ワイルドワンズ=東京・新宿文化センター(撮影・棚橋慶太)
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 ザ・ワイルドワンズが20日、東京・新宿文化センターで2015年4月20日に亡くなったリーダー・加瀬邦彦氏の追悼と結成50周年を記念したライブツアーのファイナル公演を行った。

 一昨年の12月にスタートしたツアーは鳥塚しげき(70)、植田芳暁(69)、島英二(69)のオリジナルメンバーに加瀬氏の次男・友貴さん(34)も父が愛用したヤマハ製の12弦ギターで参加。植田は「ギターを抱えている姿がそっくりで泣きそうになってしまいます」と明かした。

 ライブでは1500人のファンに代表曲「想い出の渚」、友貴さんが「一番好き」という「懐かしきラブソング」など全29曲を披露し、友貴さんは「父は音楽で笑顔と元気を与えるのがワイルドワンズの使命だと言っていた。今後もできる限り続けていきたい」と父の3回忌に誓った。

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