歌手の沢田知可子が１０日、ブログを更新し、自身のヒット曲「会いたい」を作詞した沢ちひろさんの死を偲んだ。

　沢田は「今年の一月に沢ちひろさんのご遺族から訃報のお知らせを頂き、本当に驚きました」と今年早々、沢さんの悲報に接したことを明かし、「沢ちひろさん作詞の『会いたい』からは沢山の奇跡を頂きました。こうして今歌手沢田知可子として活かされているのも『会いたい』という歌に出会えた奇跡です」と感謝の言葉をつづった。

　さらに沢さんと共に作った「冬のほたる」という未発表曲の存在を明かし、「この度、ご遺族様に背中を押して頂きまして、遺作となったこの『冬のほたる』を歌わせて頂くことに致しました。ご冥福を心からお祈りするとともに、沢ちひろさんへの哀悼と感謝を込めて大切に歌わせて頂きたいと想います。ありがとうございました」と記した。

　沢田は２０１４年７月発売のアルバムで「会いたい」の曲名や歌詞の無断改変などで、沢さんから損害賠償を求める訴訟を起こされたが、沢さんが２０１５年７月に提訴を取り下げていた。