関テレ スマスマ後番組視聴率低迷に危機感…「もしかしてズレてる?」3%台連続

 関西テレビが23日、大阪市内で春の番組改編会見を行った。会見で同局は、昨年末に放送終了した「SMAP×SMAP」の後番組で、同局制作のフジテレビ系「もしかしてズレてる?」(月曜、午後10・00)の視聴率低迷に関して危機感を示し、さまざまな番組企画に挑戦することで、番組定着を目指す方針を示した。

 大澤徹也編成局長は「『SMAP×SMAP』の後番組ということで出演者の皆さんもスタッフも、相当なプレッシャーを感じながら番組に取り組んでいるところです」と説明した。

 視聴率に関しては「もう少しいい数字を期待していたが、厳しい評価をいただいています」としたうえで「逆に思い切ったことができるととらえています。バラエティーは定着に時間がかりますが、『ためになる系』『情報系』のバラエティーが多い中で、この番組はそれらとはちがった、新たな番組になる可能性があると考えています」と語った。

 同番組は20年9カ月続いたスマスマの後番組として1月23日にスタート。初回は関東地区で6・7%でスタート後は、数字が伸び悩み、2月20日以降は3度、3%台まで降下した。関西地区では4・6%~8・5%で関東よりは高い水準で推移している。

 新番組は、フットボールアワー・後藤輝基、DAIGO、田中みな実が司会を務めている。各種世論調査のデータを中心に、芸能人たちが自分自身が考えているイメージと、世間とのズレを浮き彫りにする形式でスタートした。直近の3月20日の放送では、ゲストの私生活や悩み告白などをテーマに、VTRをまじえたトーク中心で進行していた。

 同局・島本元信編成部次長は、今後もイメージ調査だけでなく「いろんな企画を試して、月曜10時に受け入れられる、当たり目を探したい」と説明した。(数字はビデオリサーチ日報調べ)

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