石原慎太郎氏、豊洲移転は「逆らいようがなかった」

 石原慎太郎元東京都知事(84)が20日、豊洲市場の移転問題を検証する都議会の調査特別委員会(百条委員会)に証人として出席した。

 石原氏は豊洲移転を決済した自らの責任について「その責任は認めます」としながらも、「“いろいろ問題があるなら三多摩かどこかに市場を移したらどうか”と提案したが、一笑に付された。都庁の全体の流れとして豊洲に決定した。逆らいようがなかった」と、移転が既定路線であったことと主張した。

 石原氏の喚問について3時間を予定していたが、石原氏が体調不良を理由に1時間に短縮するよう要請し、認められた。

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