MAKIDAIが明かす壮絶事故と失った記憶「熱いもの(血)が頭から流れて…」

 昨年12月24日に北海道・七飯町で交通事故に遭い、肋骨骨折や肺挫傷など全治2~3カ月の重傷を負ったEXILEのMAKIDAI(41)が31日、火曜メインパーソナリティを務める日本テレビ系「ZIP!」(月~金曜、前5・50)で仕事復帰。事故当時の「記憶が飛んでいる」ことなど、生々しく告白した。MAKIDAIの証言から、改めて交通事故の恐ろしさを感じさせられた人も多かったのではないだろうか。

 今月20日に退院したMAKIDAIは濃紺のスーツ姿。「まだ完治はしていなくて、普通に歩いたりジョギングしたりは出来るんですけど、骨はくっついてないので、激しい運動はまだ出来ない。痛みも完全にないわけではない」と完全復帰とはいかない現在の状況を報告した。

 MAKIDAIらを乗せたワゴン車は昨年12月24日未明、大雪の中、函館から札幌に移動中、コンビニから国道に出たところで大型トラックと衝突。同乗のVERBALも全治2~3カ月、DJ DARUMAも頸椎を痛めた。事故の状況について「(事故の)直前直後はショックで記憶無くなっていて」と告白。「事故後に一緒に乗っていたDARUMA氏に聞いた話で、コンビニ行って食事買って、『そんな食べ物売ってたね。おいしそうだね』という話をしていたと。(DARUMAから言われて)後から思い出しました。それ以降は記憶が飛んでしまっている」と明かした。

 事故当時の記憶を失っているMAKIDAI。記憶が戻ったのは、倒れているところをマネジャーに起こしてもらった時。「胸の痛みで意識がハッキリ戻った」と明かし、その時見た景色は「熱いもの(血)が頭から流れてるな、と。(痛みで)つらいなというのが正直な印象」だったと生々しく説明した。

 担架で病院に運ばれた時、天井が「ゆがんだ状態」に見えたという。

 肺には血がたまり、ドレーンで抜くなどの処置も施された。事故の翌25日には、補助の人についてもらって「ベッドにやっと1回座れた状態」だった。「そのときは本当に痛かったけど、両親が来てくれて、それも後押ししになったと思う」と話した。

 事故の4日後には立つことができ「よちよち歩き」ができるように。その後は補助器を使って少しずつリハビリを行い、1月20日に東京の病院に転院後はストレッチと並行して、8キロの鉄アレイを持ったり、自転車をこぐなど下半身を鍛え、この日を迎えた。

 ともに事故に遭ったVERBALはいまだ入院中。インスタグラムでは胸と右腕にギプスをした痛々しい姿ながら、笑顔の写真がアップされている。

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