天海祐希、クイ打たれても「はねのけて」宝塚トップに 女優志望きっかけはお遊戯

 女優の天海祐希が15日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)に、女優の内田有紀、脚本家の遊川和彦氏と出演し、自身が宝塚歌劇団や芸能界を目指すようになったきっかけを明かした。

 最初の体験は幼稚園の時。お遊戯で先生から「ゆりちゃん(天海の本名)は声が大きくてお芝居上手ね」とほめられたことがきっかけだった。「お芝居上手なんだ。お芝居する人になる」と幼心に誓い、成長していった。

 とはいえ、どうすれば芸能界入りできるかは分からない。そんな時に中学の教諭から「宝塚に行ったら」と勧められて「宝塚という手があった」と養成学校である宝塚音楽学校を受験し、合格した。

 高校2年修了後の1985年に入学した。本人によれば「ずうずうしいから受かると思ってました。背が高いから受かんじゃないかなみたいな」という気持ちだったというが、合格してから「受かるって大変なことなんだとそんなことを軽く、受かっちゃうかもと思っていた自分をいかんと思った」という厳しい世界が待ち構えていた。

 結果として、宝塚の男役トップスターに上り詰めることになるが、「こいつ、出てきそうだなっていう奴はクイを打たれるわけですよ。最初にコンコンコンって打たれたんだと思いますけど、それをはねのけて出過ぎてしまいまして」と当時の心境を振り返った。人気を得てからも「若いころからずっとこういう業界に居たわけじゃないから。誰も自分に注目しない生活って17歳ぐらいまでしているんですよ。なんで私を見るのって、そっちの方が恐怖だった」と複雑な思いを抱えていたと明かした。

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