ペイジ演奏せず 主催者「近日中に」共同声明と発表…英語版とは微妙食い違い

「クラシック・ロック・アワード2016」のポスター
ジミー・ペイジ
2枚

 11日に東京・両国国技館で行われた「クラシック・ロック・アワード」で、出演を告知していた英ロック・ギタリスト、ジミー・ペイジが演奏を披露しなかった問題で、主催者のKLab Entertainmentが18日、公式サイトを更新。TeamRock社、PCM社の3社で、近日中に共同で声明を発表することを報告した。

 デイリースポーツはKLab側に声明の内容などについて取材を申し入れたが、「担当者が席を外しているので」「(時間が)遅いので…」と午後9時現在、回答を得られていない。

 公式サイトには18日夜、英語と日本語で文章が掲載された。日本語では「この度は、『CLASSIC ROCK AWARDS 2016』にご来場いただき誠にありがとうございました。本日、主催者であるKLab Entertainment株式会社、TeamRock社およびPCM社は3社で会合を開き、近日中に共同してお知らせを発表することに合意いたしましたことをご報告申し上げます」とだけ記され、今回の騒動について、主催した3社が会合を開き、“すりあわせた”声明を発表すると受け取れる内容。

 一方、英語の文章は「11月11日に両国国技館で開催されたCLASSIC ROCK AWARDS 2016を大成功のうちに終え、本日(18日)初めて3社が会いました。3社は近く声明を発表します」と記され、日本語と英語で微妙にニュアンスが食い違っている。

 同イベントでは、ペイジの演奏を目玉とし、告知していたが、プレゼンターとして登壇しただけで、高額チケットを購入した入場客から「詐欺だ」「ひどすぎる」「チケット代を返してほしい」と不満が噴出した。

 KLabは14日、公式サイトに「お詫びと状況の報告」と題した文書を掲載(※現在は削除)し、「本番直前に、ジミー・ペイジ氏の意向により、演奏が行われませんでした」とペイジ側に非があることを説明。その上で「券売時に告知をしていなかったジョニー・デップ氏やジョー・ペリー氏が参加し、素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。出演者の年齢を考慮し、またフェス形式というイベントの性格上、出演者・演奏内容の変更を完全に防ぐことは難しかった」とし、「チケット代金の返金は出来かねます」とチケットの返金には応じない旨を記していた。

 一方、クラシック・ロック・アワードの公式サイトでは「演奏の予定は初めから存在せず」などと掲載(※現在は削除)され、両者の意見が食い違っていた。

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