落合福嗣 父・博満GM直伝の打撃披露

 巨人時代の落合博満氏
 打ち損じて苦笑いする落合福嗣=東京・秋葉原(撮影・園田高夫)
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 プロ野球・中日の落合博満GM(61)の長男で声優の落合福嗣(28)が21日、都内のバッティングセンターで、ニンテンドー3DSのゲーム「ファミスタ リターンズ」(10月8日発売)のPRイベントに登場し、父直伝の打撃を披露した。

 高校では野球部に所属していた福嗣だが、それ以降はバットを握っておらず、今回のために生まれて初めて父に打撃指導をお願いしたという。8月から5回ほど博満氏に教わったが、「仕事モードの落合博満ってあんなに怖いんだって思って。子どもで良かったと思いました」と苦笑い。しかし「初めて父が目の前でやる素振りを見られたのが1番うれしかった」と喜んだ。

 3度の3冠王に輝いた父はバットを立てる独特の神主打法でおなじみだったが、「バットを立てるな」と教えられた。福嗣は「本人は立ててたじゃないですか。『おれにしか打てない』ってことだと思います…」とぼやいた。

 球速120キロのマシンを相手に20球打ったが、ヒット性の当たりはわずかに2本で、打率1割という結果に。それでも「当たって良かった。“自己流”だったら、全部空振りだったと思う」と父に感謝していた。

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