ジャルジャル後藤 祖父は特攻志願
お笑いコンビ・ジャルジャルの後藤淳平(31)が、8月15日放送の関西テレビの特番「みんなで考える戦後70年~芸能人が探る自分ストーリー~」(関西ローカル、午後3・55)の収録で、元陸軍パイロットで特攻志願中に終戦を迎えた母方の祖父・堀之内幸男さん(88)と、祖父が乗っていた戦闘機「疾風」が、世界に唯一残る鹿児島県南九州市の知覧を訪れた。
後藤は幼少期に、「陸軍少年飛行兵」出身で、戦況が劣勢となった時期に自ら特攻志願するも、終戦を迎えて生き残った祖父から、「戦闘機に乗っていて、敵の弾が当たったらドラム缶を思いっきりたたいたような音がする」との話を聞いて震え上がったことがあり、今回、祖父に知覧を訪ね、詳しい戦争体験を聞く機会を持った。
「もし、じいちゃんが特攻に出ていたら、僕は、いなかった…」。訪問した「知覧特攻平和会館」には、祖父と同室で特攻で落命した戦友の遺書や写真が展示され、涙する祖父の姿に、後藤は「昔の話だと世代的にピンとこなかった戦争が、遠い昔の話ではないことを感じた」という。
かつて祖父が、志願当時は「なんで選ばれへんねん。行かしてくれよ」との心境だったことや、「生きてるのが申し訳ない」とも話していたことを明かし「70年たっても心の傷が消えないなんて、戦争は本当に恐ろしいものなんやとあらためて思いました」と語った。
また同番組では、はるな愛(43)が、戦時中に日本軍の最重要軍事拠点で、真珠湾攻撃の模擬練習や、人間魚雷の訓練も行われていた練習場の近くに住んでいた祖母と。宮崎香蓮(21)が、16歳当時に北京の陸軍病院で働き、負傷した日本軍兵士の看護にあたった祖母と出演し、当時の記憶を受け継ぐ。
大平サブロー(59)は、幼少期に元陸軍パイロットだった父に、軍国教育を受け自由に発言できなかった時代の中で「お国のためにと思っていた?」と聞いたところ、父が「そんなもん思うか!生き残ってなんぼや!」と語っていたことを証言する。
ほかに円広志(61)、赤井英和(55)、メッセンジャー黒田有(45)らが出演し、近親者の戦争の記憶と向き合う。
