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岸部シロー 車いす姿で来た!歌った!

ツアーファイナルを終えファンにあいさつするザ・タイガース(左から)岸部一徳、瞳みのる、岸部四郎、沢田研二、加橋かつみ、森本太郎=東京ドーム(撮影・三好信也)
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 グループサウンズで一世を風靡(ふうび)し、ファンの熱い要望で復活した人気バンド「ザ・タイガース」が27日、東京ドームで再結成ツアーの最終公演を行った。この日は病気療養中のシローこと岸部四郎(64)が、サプライズで登場し、ビートルズの「イエスタディ」を熱唱。集まった4万5000人のファンを驚かせた。

 ギターの森本太郎=タロー=(67)が、「来てくれました!岸部四郎です!」と呼び込むと、会場がどよめいた。シローはドラムスの瞳みのる=ピー=(67)が押す車いすに乗って登場。ボーカル・沢田研二=ジュリー=(65)の「岸部四郎もザ・タイガースの一員です」という紹介の後、ビートルズの「イエスタディ」を披露し、「本当はもう少し上手なんですが、きょうはこれが精いっぱい。魅惑のウィスパーボイスです」と笑わせた。

 03年に患った脳こうそくの後遺症で視野狭窄(きょうさく)となり、現在も歩行が困難な状態。12年1月の沢田の日本武道館公演で「若葉のころ」を歌って以来の公の場となった。武道館公演後に大たい骨を骨折したため、今も施設でリハビリ中だが、「何度も来ないチャンスだから」と出演を決意した。

 ベースの兄・岸部一徳=サリー=(66)に付き添われ、退場する際には左手を挙げて客席にあいさつ。舞台裏では「東京ドームは小さいなぁ」と満足していたという。一徳は「兄弟で(ステージに)立てるのは奇跡と思います」と感無量。沢田も「いつまでも6人でザ・タイガースです」と喜んだ。

 5人はこの日は「君だけに愛を」や「花の首飾り」など29曲をパワフルに披露。68年の後楽園球場で日本人初のスタジアムコンサートを行って以来の“凱旋”に、沢田は「東京ドームに戻ってまいりました」と感激しきり。カーテンコールでは再びシローが登場。6人で手をつないで何度も頭を下げ、客席に感謝の気持ちを伝えた。

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