日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長(44)が30日、大阪市役所で会見し、維新候補が敗れた堺市長選(29日投開票)の選挙期間中、何者かによって堺市内に妨害ビラが大量にまかれていたことを明かした。
橋下氏によると、ビラは数種あり、橋下氏の写真とともに「風俗に行け」と書かれたものから「(橋下氏に)愛人が3人、隠し子もいる」という誹謗中傷、大阪都構想への不安をあおるものもあったという。堺市長選に関しては「負けは負け」と潔く認めた橋下氏だが、ビラに関しては「相当な組織力と資金力がないとできない」「選挙の公正とはなんなのか」と怒りが収まらなかった。