米倉 もっと「格好良くお行儀悪く」

 脚本家の橋田壽賀子氏(88)が、放送文化に貢献したテレビ番組や個人に贈る「第21回橋田賞」の表彰式が10日、東京・リーガロイヤルホテルで開かれ、女優の米倉涼子(37)ら受賞者が出席した。

 米倉は最高視聴率24・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を挙げたテレビ朝日系主演ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」などの演技を評価され、07年以来6年ぶり2度目の受賞となった。

 橋田から「いま、一番格好いい俳優。格好良くお行儀悪くできる」と絶賛されると「もっと(格好いい行儀悪さを)研究したいです」と笑顔。脚本の中園ミホ氏(53)、共演の小林稔侍(70)も同時受賞し「すごくうれしい。自分だけが頑張っても空回りしちゃう」と“チームX”による制覇に声を弾ませた。

 また、女優の上戸彩(27)は、TBS系主演ドラマ「金子みすゞ物語」が同賞を受賞し来場。着物姿で賞品の置き時計を手にして「毎日あんパンを食べた、いい思い出しかないのに」と会場を沸かせた。新人賞は尾野真千子(31)、松坂桃李(24)、特別賞は北大路欣也(70)にそれぞれ贈られた。

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