映画版で新旧「おしん」が共演
山形県内で行われている映画「おしん」のロケが12日、報道陣に公開された。80年代に国民的人気を博したNHKの連続テレビ小説で、おしんの少女時代を演じた女優小林綾子(40)も、おしんの奉公先の若おかみ役で登場。「山形の雪景色に当時を懐かしく思い出した」と感激していた。
この日は山形市の立石寺(りっしゃくじ)に、おしんが奉公先の家族と初詣に出掛けるシーンを撮影。おしん役の浜田ここね(8)が、小林演じる若おかみにさい銭の小銭を渡され「ありがとごぜえます」と喜んで受け取り、投げ入れた。
撮影後の記者会見でここねは「小林さんと初共演して緊張しました。山形弁ができるようになってきたと思います」と照れながら話した。