指原…平均14.6歳、ババアすぎてツライ

 7月からHKT48メンバーで活動中の指原莉乃(19)が11日、東京・代々木第一体育館で開催された音楽イベント「a‐nation musicweek IDOL NATION」にグループとソロでかけもち出演した。グループではセンターではなく2列目の隅のポジションでパフォーマンスすると、ソロのトークで「HKTと出ると、あまりにババアすぎてツライ」と自虐ネタを披露し、ファン1万人の注目を集めていた。

 “鳴り物入り”でHKT48に移籍した指原は、グループの隅っこでコンプレックスを抱えていた。

 この日、SKE48、SUPER☆GiRLSら、総勢10組100人のアイドルが出演した。HKTメンバーとして出演した後にソロとしても登場した指原は「HKTと一緒だと、あまりに自分がババア過ぎてつらかった。でも1人だと、まだまだフレッシュでいられる気がします!」と自虐的な本音を吐露した。

 それもそのはず。指原以外のメンバー16人は小学6年生1人、中学生10人らで平均年齢14・6歳。今年11月に成人を迎える指原と比較すると“子供と大人”なのも仕方がなかった。

 それでも、グループのステージではなじんだ様子で「ヘビーローテーション」など4曲を熱唱した。7月5日のHKT劇場公演でのお披露目ステージでは、センターを務める兒玉遥(15)と“Wセンター”を取る場面もあったが、この日は、2列目右が基本のポジション。主力メンバーをコーラスでサポートした。

 トークではお姉さんぶりも発揮。村重杏奈(14)が突然一発芸に挑戦し、微妙な空気が流れると、「ハートの強さは大切だよね」と優しくフォローした。大舞台にガチガチのメンバーを「緊張してない?大丈夫?」と気遣いリードした。

 さまざまな葛藤を抱えながら、たくましく成長している姿を見せつけたさしこ。11日に、東京・秋葉原のAKB48劇場でHKTメンバーと“凱旋公演”を行う。

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