古川龍之介が1打差2位浮上 バーディーパット量産が結実「ノーボギーを目指し、無理せずやろう」欲捨て「つまんない」貫き初Vへ
「男子ゴルフ・ACN選手権・第2日」(6日、三木GC=パー71)
9位から出た古川龍之介(25)=ゼビオホールディングス=が5バーディー、1ボギーの67で回り、首位と1打差の2位と初優勝を狙える位置に浮上した。古川と日大の同期、前田光史朗(26)=ACN=がトップを守った。2打差以内に14人がひしめく混戦となった。
考え方一つで、ゴルフが変わった。古川は今季の予選落ちが4度と安定した戦いができているものの、さらに上まで突き抜けられない現状と向き合って、今大会に臨んだ。
「カッとなる、熱くなるタイプ」と認めた上で「下手なのに『優勝以外興味ない』みたいな考えを改めて、心を入れ替えた」
前日から「ノーボギーを目指そう。無理せずやろう。上り7~8メートルのバーディーパットを打ち続けよう」というゲームプランを徹底した。その結果「3メートルを外したこともあったけど、10メートルが入ることも」と、バーディーより、バーディーパットを量産したことが5アンダーに結びついた。
2打伸ばして迎えた前半18番パー5でも「2打目が届く位置だったけど『イーグルはいらない』とキャディーさんと話し合って」と、3打目勝負でバーディーを奪った。
完全に欲を捨て「ゴルフって、こんなにつまんなかったんだ」という思いと引き換えに手にした好スコア。あと2日「つまんない」を貫けば、初優勝が見えてくるはずだ。
◇古川 龍之介(ふるかわ・りゅうのすけ)2001年2月17日、福島県会津若松市出身。学法石川高から日大に進み、4年時は主将を務めた。21年に東北アマなどで優勝。22年は日本アマ2位。同年にプロ転向し、昨年は2戦連続3位など成績を残し、今季のシードを獲得した。175センチ、66キロ。
