竹田麗央 11打差47位→2打差4位に 歴史刻んだ7連続バーディー「声援が力に」 日本人上位勢に食らいつく「ベストを尽くす」
「女子ゴルフ・ソニー日本女子プロ選手権・第3日」(12日、片山津GC白山C=パー72)
47位から出た竹田麗央(23)=ヤマエグループHD=が、四大大会最多記録に並ぶ7連続を含む10バーディー、1ボギーの63で回り、通算6アンダーで首位と2打差の4位に浮上した。3位から出た勝みなみ(28)=明治安田=が69で回ってトップに立ち、1打差の2位に桑木志帆(23)=大和ハウス工業=ら2人が続いた。
竹田が歴史的なバーディーラッシュで、5000人を超える北陸のギャラリーの度肝を抜いた。
首位と11打差の47位で迎えた決勝ラウンド。「残り2日で、アンダーに持っていけたら」と無欲でスタートしたが、出だし10番で4メートルのバーディーパットがショート。「これじゃいけない」と、重いグリーンにアジャストできるよう、気持ちを奮い立たせた。
11番バーディー、12番ボギーで迎えた13番。3メートルをしっかり沈めてバウンスバックを決めると、怒濤(どとう)のラッシュが始まった。14番4メートル、15番5メートル…。放り込むたびにギャラリーのボルテージが上がっていく。
「途中から声援が大きくなって、力になりました」と、歓声がパフォーマンスを加速させる。18番はピン上、カラーからの4メートルを沈めて自身の最多を更新する6連続。そして1番パー5でも1・5メートルを決め切った。
2番で連続は止まったが、2019年のこの大会3日目にフォン・シャンシャン(中国)がマークした四大大会記録の7連続に並び、諸見里しのぶ、成田美寿々、小祝さくら、岡山絵里の出した8連続のツアー記録にも迫る快挙となった。
63のスコアも自己ベストで、同日のフォン・シャンシャンに並ぶ四大大会最少記録。記録ずくめに竹田は「光栄です」とほほ笑んだ。
さらに7番では5メートルの難しいスライスラインをねじ込むなど2打伸ばした終盤には「優勝争いしたいな」と、欲も出てきた。首位と2打差の4位にジャンプアップ。勝みなみ、山下美夢有ら米ツアー勢も名を連ねる上位勢に「ついていって、ベストを尽くせば」24年に続く、2度目の大会制覇も見えてくる。
