木戸愛 2打差2位浮上 ツアー最長13年ぶりVへ 7月にPO、8月は1打差で敗れ涙 三度目の正直へ「自分のプレーを」
「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第3日」(22日、エリエールGC松山=パー71)
首位と3打差の4位から出たツアー1勝の木戸愛(35)=日本ケアサプライ=が3バーディー、1ボギーの69で回り、通算9アンダーとして首位と2打差の2位に浮上した。最終日は、史上最長ブランクとなる13年124日ぶりの優勝が懸かる。21日に初の年間女王が決まった佐久間朱莉(22)=大東建託=は73で通算8アンダーとなり、首位から3位に後退。66をマークした呉佳晏(台湾)が通算11アンダーで首位に立った。
木戸は単独首位で迎えた16番で約4メートルのパーパットを外し、初のボギー。順位を下げると、17番パー5もピンまで残り216ヤードの第2打が風にも乗ってグリーンを大きく越え、奥に設置された中継用の台まで飛んだ。しかし、救済を受けた残り15ヤードの第3打を1メートル弱に寄せバーディー。「イメージ通りに打てた」。
この日はパーオン率が2位タイの83・3%で、フェアウエーキープ率が7位タイの78・6%。5番では約9メートルの上りのフックラインを読み切り、バーディーを先行させた。「良いショットも良いパットもあったし、ラッキーもあった。トータルでは良かったと思う」と表情を緩めた。
2012年7月以来、2度目の優勝に届きそうで届かない。7月の資生堂・JALレディースでは最終日に首位タイから出て、永峰咲希とのプレーオフに敗れた。8月のCATレディースも最終日に3位から出て優勝した桜井心那と1打差の2位。いつの間にか空白期間は最大ブランク優勝記録の13年1日を超えた。
23年8月に結婚、同年12月に元プロレスラーの父・修さんが73歳で亡くなった。久しぶりの優勝を報告したい人は多い。それでも、はやる気持ちを抑えるように「やれることをしっかりとやります。気負わず、自分のプレーをしっかりとしたい」と口元を引き締めた。最終日は闘志を心の中にしまい込み、目の前の一打に集中する。





