永嶋花音 3位発進 ポイントランキング73位から下克上 QTファイナルSどころかVなら来季シード

 18番でティーショットを放つ永嶋花音
 ホールアウトし、サイ・ペイイン(右)と健闘をたたえ合う永嶋
2枚

 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第1日」(20日、エリエールGC松山=パー71)

 ツアー未勝利で、ポイントランキング73位の永嶋花音(はなね、24)=イントループ=が5バーディー、ボギーなしの66をマークし、首位と1打差の3位と好発進した。今大会終了時のランキング70位以内はQT(予選会)のファーストステージが免除され、ファイナルステージからの出場となるが、優勝で一気に来季のシードをつかみそうな勢いだ。今大会中にも初の年間女王が決まるポイントランキング1位の佐久間朱莉と、2週連続優勝を目指す脇元華が65をマークして首位。渋野日向子は首付近の痛みのため途中棄権した。

 土壇場での下克上が見えてきた。3位につけた永嶋は「先週まではパッティングがイマイチだったのに、今日は入ってくれた」と喜んだ。

 長いパットが面白いように決まった。2番で5メートル弱を決めてバーディーが先行。5番ではピンの奥から約10メートルの下りのスライスラインを読み切った。9番でも6メートル近いフックラインを沈めると、後半も二つ伸ばした。

パット戻った

 前週まで出場した大会は2試合連続で予選落ち。「ラインがゆがんで見えていた」という。大会前の練習で肩が左を向いていた構えを矯正し、右肘を脇につけるルーティンを徹底。グリップも緩め、本来の感覚を取り戻した。

 今大会を終えた時点でポイントランキングが71位以下ならば、QTは25日からのファーストステージに出場しなければならない。しかし、70位以内に入れば12月2日からのファイナルステージに直行できる。70位との現在のポイント差は22・06で、今大会が単独25位以上なら上回る。他の選手の上積みを考慮しても、十分に達成可能な目標だ。

 永嶋はさらに上を見据える。「優勝は大会前から意識しているし、可能性はあると思っている。2位でも(来季前半戦の出場資格が与えられる55位以内の)可能性がある」。もちろん、優勝すれば初のシードが決まる。

 クマの目撃情報が出たため期間短縮で無観客開催となった7月の明治安田レディスは、優勝スコアに1打及ばなかったものの自己最高の2位。実質的なプロ4年目で飛躍した一年を、笑顔で締めくくる。

 ◇永嶋花音(ながしま・はなね)2001年10月12日、東京都足立区出身。6歳でゴルフを始め、日章学園高に進学した。21年11月にプロテストに合格。昨年4月のステップアップツアー、ヤンマー・ハナサカ・レディースでプレーオフを制して優勝した。今季はツアー33試合に出場し、7月の明治安田レディスの2位が最高で、予選落ちは18回。趣味はピアノ。157センチ、52キロ。

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