佐久間朱莉が初女王「パッティングのおかげ」 「4勝を5勝と言えるように」師匠・ジャンボ尾崎へ戴冠&V報告だ

 女子ゴルフのツアー年間女王に決まり、花束を手に笑顔の佐久間朱莉
 7番でティーショットを放ち、打球の行方を追う佐久間朱莉
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 「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第2日」(21日、エリエールGC松山=パー71)

 佐久間朱莉(22)=大東建託=が初の年間女王を確定させた。首位から出て、6バーディー、2ボギーの67をマークして通算10アンダーで単独トップに立った。ポイントランク2位の神谷そらが5オーバーで予選落ちして逆転の可能性がなくなった。66で回ったペ・ソンウ(韓国)が1打差の2位、さらに1打差の3位に高野愛姫が続いた。

 年間女王にふさわしいプレー内容で、佐久間が初の栄誉を手にした。昨季から進化したパッティングが、この日もさえた。5番パー4では、ピンの10メートルほど手前からの第3打を強気に打ってバーディー。「(成長の要因は)パッティングのおかげだと思う。良いストロークができていて、今年はだいぶシビアなパッティングを決めることができた」とうなずいた。

 前週までの平均パット数は1・7606で3位。数値は自己最高だった昨季の1・7745を上回り、順位もレギュラーツアーに定着した2022年の55位から23年が33位、24年が11位と右肩上がりだ。今季の平均ストロークは69・9737で史上5人目(7度目)の60台が見えている。安定したパッティングがスコアを支えている。

 「一番変わった」と自己分析しているのがメンタル面だ。以前はほかの選手と比較し、自分以外のスコアを気にすることも多かった。今は「人は人、と思って自分のことに集中している。精神的な部分が成長した」と周囲に惑わされずにプレーしている。

 昨シーズンまで未勝利で、特に昨季は2位が3度と惜敗が続いた。それでも「小さい頃から負けず嫌いで、戦うことには負けたくなかった」という性格が頭をもたげた。「今季は自分に自信が出て、勝てると思ってプレーした」。4月のKKT杯バンテリンレディースで初優勝すると、とんとん拍子に計4勝を挙げた。

 今大会後に師匠のジャンボ尾崎へ女王戴冠を報告する予定だ。「ジャンボさんのおかげで4勝を挙げられて、女王にもなれましたと報告したい。その時に、4勝を5勝と言えるように頑張りたい」。いったん喜びは封印し、残りの2日間は逃げ切ることだけを考えてプレーする。

 ◆佐久間朱莉(さくま・しゅり)2002年12月11日、埼玉県川越市出身。3歳でゴルフを始め、原英莉花の勧めもあり、中学3年時に尾崎将司に弟子入りした。埼玉平成高に進学し、18年に関東ジュニア選手権、19年に関東女子選手権を制覇。21年6月のプロテストでトップ合格した。昨季ツアーのポイントランキングは8位。今年4月のKKT杯バンテリン・レディースでツアー初優勝を果たした。155センチ。

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