石川遼が2位浮上 9バーディーで首位に2打差「(パットの)ラインの読み、打ち出している感じとかはすごくいい」
「男子ゴルフ・フォーティネット・プレーヤーズカップ・第2日」(31日、成田ヒルズCC=パー71)
16位から出た石川遼(34)=CASIO=が9バーディー、3ボギーの65をマークし、通算8アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。首位に並んで出た金子駆大が66で回り、通算10アンダーで単独首位に立った。68の吉田泰基も2位に並んだ。さらに1打差の4位で大岩龍一、佐藤大平が追う。
好プレーでギャラリーを魅了した。石川は9バーディーで、2位に浮上。「いいゴルフだった。難しいコースでもいいショット、パットを打てれば、これだけバーディーが取れるというのは収穫」と振り返った。
ショートゲームが光った。前半は二つのパー5で、ともに第3打を寄せきった。中距離のパットを沈めた3ホールと合わせて5バーディー。後半も17番で長めを決めた。「(パットの)ラインの読み、打ち出している感じとかはすごくいい」とうなずいた。
選手会主催の新規大会で、石川の組には初日からテレビカメラが密着して回った。「エンターテインメント性と競技性の両立が求められる」と理解を示した。今季は未勝利ながら、日本オープン選手権で3位と上り調子だ。首位と2打差で迎える週末へ「本当に楽しみ。チャンスはある」と言葉に力を込めた。





