男子ゴルフ 松山痛恨トリプルボギー…首位と8打差22位「残念」

 「米男子ゴルフ・ベイカレント・クラシック・レクサス・第3日」(11日、横浜CC=パー71)

 28位から出た松山英樹(33)=LEXUS=は5バーディー、1トリプルボギーの69で、通算4アンダーの22位となった。降りしきる雨の影響で、思うようにスコアが伸ばせず。「思った以上に雨が強くて寒かった。距離感とかが難しかった」と悔やんだ。

 前半から3つのバーディーを記録するなど好調。後半13番では、この日4つ目のバーディーを奪った。「首位と6打差が見えた。あと2つ、3つ伸ばして終われたら…」と脳裏によぎった14番。ティーショットがまさかのOBとなってしまった。パットもショートし、痛恨のトリプルボギー。15番でバーディーを取り返したが、最後は69。前半から思い通りのプレーが続いていただけに「欲が出てしまった。いろんなことを考えて打ってしまったのは残念」と表情をこわばらせた。

 首位とは8打差。前身のZOZOチャンピオンシップ21年大会以来の優勝には黄信号がともるが、「チャンスがあるかと言われたら難しいですけど、60台前半のスコアを競るようにしたらチャンスがあるんじゃないかな」。最後まで全力を尽くす。

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