岩井千怜が耐え抜いて首位と1打差で最終日へ 優勝副賞のプレリュード「かっこよくて、欲しいな、と」

 「女子ゴルフ・スタンレー・レディースホンダ・第2日」(11日、東名CC=パー72)

 7アンダーの首位でスタートした岩井千怜(23)=Honda=は2バーディー、ノーボギーの70でラウンド。通算9アンダーで、首位の河本結から1打差と踏ん張った。

 1日のラウンドを振り返って「耐えましたねえ~」と苦笑した岩井千。「ピン位置が難しくて、気持ちもショットも攻めたいけど、攻め切れない」というフラストレーションを抱え、さらには「雨と寒さで後半、飛距離がちょっと落ちてました」という状況下での2アンダーだ。

 通算8勝の岩井千だが同大会は4度目の出場で、優勝争いは意外にもこれが初めてとなる。「ホンダさんの所属なので、期待に応えたい気持ちが強い」というモチベーションに加え、米ツアーを主戦場としたことで「ショートゲーム、アプローチなどの練習環境がいい。たくさん練習できた」ことで、これまで以上に強くなっている手応えもある。

 16番パー3ではティーショットが右の深いバンカーへ。「(グリーンに)乗ればいいな」と言うほど、深く、スタンスも難しい状況も「めちゃくちゃうまく打てた」と1メートル弱に寄せてのナイスパーだ。

 「優勝を目指して」と臨んだ今大会。副賞は「ホンダプレリュード」。岩井千は「かっこよくて、欲しいな、と。乗りたいと思います」と、颯爽と運転する自分を夢見て、最終ラウンドに臨む。

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