プロ2年目20歳・菅楓華が初V 9人ごぼう抜き大逆転!大号泣のちスマイル全開 次は療養中の祖父・紘幸さんの目の前で

 ツアー初優勝が決まり、涙ぐむ菅楓華
 号泣後に笑顔を見せる菅楓華
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 「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子・最終日」(28日、利府GC=パー72)

 10位から出た実質的なプロ2年目の菅楓華(20)=ニトリ=が8バーディー、1ボギーの65と猛チャージをかけ、開始前の2打差を逆転して念願のツアー初優勝。開幕から2戦連続2位など惜敗が続いていたが、大逆転で優勝をつかんだ。2週連続優勝が懸かっていた神谷そらと今季2勝目を目指した穴井詩は、ともに首位から発進したものの2打及ばず2位だった。

 プレーオフに備えて18番横の練習グリーンでボールを転がしていた菅は、優勝が決まると仲の良い入谷響、政田夢乃と抱き合って大泣き。そして、ギャラリーからの「おめでとう」の声に、次は笑顔になった。

 20歳になるまでに初優勝することを目標に掲げ、開幕から2戦連続2位など4戦連続で優勝を争ったが、どうしても勝ちきれなかった。「2度の2位で自分に期待し過ぎていた」。反動で、今季の中盤はトップ10に入れない試合が続いた。

 それでも「ゴルフ人生は長い」と気持ちを切り替えた今週、少しずつショットの感触が戻った。そして最終日。1番で10メートルを入れると、2番からショットが真っすぐピンに向かうように。あれよあれよの8バーディー。首位スタートした6人らをごぼう抜きした。

 優勝を伝えたい人がいる。81歳の祖父、紘幸(ひろゆき)さんだ。小学生で本格的にゴルフを始めた時、手本になってくれたという。実は小学2年の時、一度ゴルフから離れた。「練習場が家から車で40分かかり、面倒になって…。姉についてバレーボールをやってみたが楽しくなかった」。祖父が笑ってくれる顔を見たかった。1年ほどたってゴルフに戻った。

 その祖父は、宮崎市の自宅で病気療養中。残念ながら、初優勝の姿を目の前で見せることはできなかった。ただ、今季の優勝者らだけが出場できる最終戦のツアーチャンピオンシップ・リコー杯は同市が会場。目標から4カ月遅れたが、今度は会場に見に来てもらえそうだ。孫娘は、それが一番うれしい。

 ◇菅 楓華(すが・ふうか)2005年5月17日生まれ、宮崎市出身。6歳からゴルフを始め、宮崎・日章学園高3年だった23年のプロテストで一発合格。今季はQT(予選会)ランク20位でツアーに参戦した。趣味はカラオケ(バラード系)とダンス。168センチ、64キロ。

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