石川遼 2イーグル66で2差3位 「正直、何がよかったのか」と苦笑いで「肌感では15位くらいの内容」と自己評価は厳しい
「男子ゴルフ・Sansan・KBCオーガスタ・第1日」(28日、芥屋GC=パー72)
石川遼(33)=CASIO=が2イーグル、5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの66で回り、首位と2打差の3位につけた。64をマークした稲森佑貴(30)=国際スポーツ振興協会=が単独トップ。米下部ツアーに挑戦中で、国内戦は今季初登場の平田憲聖(24)=ELECOM=は68で16位につけた。
インスタートだった石川は終盤、ジェットコースターのような内容となった。6番パー5でピン奥3メートルに2オンさせてイーグル。7番は第1打を右林に入れたため、次打が出すだけになってダブルボギー。9番パー5は1・7メートルに2オンさせて、2度目のイーグルで締めた。1ラウンド2イーグルはプレーオフまで進んだ2022年ANAオープン3日目以来だ。
「正直、何がよかったのか、よく分からない」と苦笑い。「ショットが全然芯に当たっていない。イーグルはラッキーな部分もある。肌感では15位くらいの内容」と自己評価は厳しかった。
今季は9試合に出場し、最高は14位。賞金ランクは42位と低迷している。首位へ2打差の3位発進にも「ショットからパットまで、すごくいいという感じではない。残り3日間で、徐々によくしていきたい」と、まだ自分を信じきれていないようだった。





