小平智 3打差逆転で日本ツアー7年ぶりV「今までで一番うれしい優勝」 次なる目標は米ツアー復帰

 「男子ゴルフ・ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント・最終日」(24日、ブルックスCC=パー72)

 8位から出た小平智(35)=Admiral=が1イーグル、7バーディー、ボギーなしの63と伸ばし、通算24アンダーで2018年12月の日本シリーズJTカップ以来、7年ぶりのツアー通算8勝目を挙げた。今季最高の優勝賞金4260万円を獲得。1打差の2位は前日首位タイの大岩龍一。石川遼は37位だった。

 激しいバーディー合戦を、35歳のベテランの小平が制した。「今までで一番うれしい優勝」。2018年12月以来、約7年ぶりの優勝に万感の思いを込めた。ツアーは日本で通算8勝目を挙げ、2018年4月には米ツアーのRBCヘリテージで1勝。豊富な実績と経験を誇る男にとっても、格別の勝利だった。

 3打差を追って、8位から頂点をうかがった。前半、5番でバーディーを奪うと、6番、8番を含めてスコアを三つ伸ばした。折り返しの10番でリーダーボードを見て「首位と1打差。スイッチが入った」という。

 14番で15メートルのバーディーパットを沈めるなど、12番から4連続バーディーでトップに並ぶと譲らなかった。パー5の17番で265ヤードを3番ウッドで3メートルにつけ、イーグルを奪って抜け出した。「プレーオフになっても勝つ自信はあった」。1打差首位で最終組の大岩を練習グリーンで待ち、優勝が決まると駆け寄る選手らと抱き合って喜んだ。

 思い切りのよさが持ち味。ただ若い時のように怖いもの知らずとはいかず「ごまかせるのが成長」と話す。2018年の米ツアー優勝を機に本格参戦したものの、父が23年に亡くなり、昨年から日本に復帰した。勝てなかった時期を思い起こしながら「苦しい時が続き、母は心配性でうっとうしい時もあり当たったりしたが、優勝で返せてうれしい」と胸の内を明かした。

 今夏は米国合宿し、松山英樹や日本の若手と意気投合した。35歳で頭に白髪も目立つが「絶対戻ってくる」と約束したという。復活を果たした男は、米ツアー復帰を目標に挙げている。

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