松山英樹 出遅れ97位 悪条件重なり難コースに苦戦 後半立て直すも精度に狂い「いいショットが打てず苦しんだ」
「男子ゴルフ・全英オープン選手権・第1日」(17日、ロイヤルポートラッシュGC=パー71)
メジャー2勝目を狙う松山英樹(33)=LEXUS=は74で97位と出遅れた。トップとは7打差。71だった金谷拓実は日本勢最上位の32位スタートとなった。72の河本力は45位。星野陸也は74で97位、今平周吾は76で128位、阿久津未来也は78で144位発進となった。ハリス・イングリッシュ(米国)ら5人が67をたたき出して首位に並んだ。
強い雨と風の悪条件もあり、松山は6年前に予選落ちした難コースにまたも悩まされた。「練習の時のようないいショットが打てなくて苦しんだ」と顔を曇らせた。
序盤からティーショットの精度に狂いが出た。パー4の4番は左ラフに入れてボギー。7番は何とかパーセーブしたが、第1打はギャラリーが見守るロープより10メートルほど左外に落ちた。パー4の8番はフェアウエーバンカーにつかまり、ダブルボギー。後半はショットを立て直し、12番で最初のバーディーを取り、17番もスコアを一つ戻した。
今季は1月の開幕戦で優勝した後は一度も10位以内がない。フェアウエーが狭く、グリーンも小さい海沿いのコースに警戒を強めて臨んだが、苦しいラウンドとなった。




