竹田麗央 難コース攻略でいきなり首位発進!メジャー初Vへショット絶好調 パー5で3バーディー「すごくいいリズム」

 「米女子ゴルフ・全米女子オープン・第1日」(29日、エリンヒルズGC=パー72)

 昨季の日本ツアー年間女王で、米ツアー2勝の竹田麗央(22)=ヤマエグループHD=が6バーディー、2ボギーの68をマークし、首位に立った。ほかに5人が並んでいる。前週に米ツアー初優勝の岩井千怜、畑岡奈紗、河本結が1打差の7位。昨年2位の渋野日向子、メジャー2連勝を狙う西郷真央は、さらに1打差の12位につけた。

 日本勢のエース格、竹田が初日から全開だ。2017年に男子の全米オープンが行われた際、その難しさから大混戦を演出したコースで、いきなり4アンダーでトップ発進した。フェアウエーを外したのが2度だけと、ショットが絶好調だった。

 日本人選手屈指の長打力は、米国でも威力を発揮している。第1ラウンドは四つあるパー5のうち、初のバーディーを奪った14番を皮切りに、三つをバーディーに仕留めた。抜群の集中力を発揮し、ボギー直後の18番は第3打を1メートル余りに寄せてバーディー。「今週は練習ラウンドから、ドライバーがしっかり振れている。パー5で伸ばせて、すごくいいリズムができた」と、本人も理想的な進め方をできたようだ。

 昨年大会は初出場で9位に入り、それが米ツアー本格参戦のきっかけになった。「昨年のことはあまり覚えていないが、前回に比べたら、楽しいというよりも、しっかり自分のプレーに集中してっていう感じになっている。今日はそれがうまくいった」。心構えも1ランクアップして臨んでいるようだった。

 3月の中国で行われたブルーベイLPGAで今季初勝利を挙げており、それ以外もトップ10が4度と、ファンにもおなじみ。午前組だったので早い時間にプレーが終わり「まずはご飯を食べて、練習に行く。アイアンで何球かミスショットがあったので、そこをまず修正する」と、課題もしっかり見つけていた。

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