ノリス 驚異の11バーディーで9位から単独首位浮上 ジャンボ尾崎の大会記録に並び「彼の功績は偉大。すごくうれしい」

 「男子ゴルフ・日本プロ選手権・第2日」(23日、三甲GC谷汲C=パー72)

 国内三大大会2勝のショーン・ノリス(南アフリカ)が、11バーディーのボギーなしで詳細なデータが残る1973年以降の大会記録に並ぶ61をマークし、通算15アンダーで単独首位に浮上した。ツアー初優勝を狙う鈴木晃祐が6打差の2位で追う。首位から出た前回王者の杉浦悠太は74で6アンダーの10位に後退した。

 南アフリカ出身の43歳、ノリスが驚異の11バーディーで9位からトップに浮上した。61は尾崎将司が1991年に優勝した際の最終日と同じ大会記録で「ジャンボ尾崎さんに並べたのはすごくうれしい。彼の功績は偉大なので続けるよう頑張りたい」と謙虚に喜んだ。

 前半の11番から5連続で伸ばし、18番からも3連続。3~4メートルほどを次々と沈め「いい球を打ち、チャンスにつけ、パットを楽にすることができた」と語った。ツアー記録に並ぶ18パットで迎えた最終9番はグリーン脇からチップインとし、信じられないと言わんばかりに首を振った。

 2016年にアジアツアーと共催の大会に優勝して以降は日本の食や文化、移動の便利さを気に入って国内を主戦場とする。三大大会も既に2勝しており、全制覇が懸かる決勝ラウンドへ「やってきたことを続けたい。いいアプローチをして、パットを決めるだけ」と自然体で臨む。

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