小林夢果は涙の3位 同門佐久間と激闘 首位並ぶも14番で痛恨のダブルボギー「ディポットに気づかないで打ってしまった」

 「女子ゴルフ・KKT杯バンテリン・レディース・最終日」(20日、熊本空港CC=パー72)

 3位に終わった小林夢果(21)=ヨコハマタイヤジャパン=はラウンド終了後、涙に暮れた。

 優勝した佐久間とは、ジャンボ尾崎を師匠に持つ同門で、しかもどちらもいつ初優勝してもおかしくないと評されるライバルでもあった。

 佐久間と10アンダーの首位で並んで迎えた14番パー4でフェアウエーからの2打目が手前のバンカーに。107ヤードを54度のウエッジでのハーフショット。難しくないショットと思われたが「ディポットに気づかないで打ってしまった」と振り返った。

 加えてバンカーからの3打目が“ホームラン”でグリーンオーバーし、痛恨のダブルボギーを打ってしまった。

 「足りないのは100ヤード以内(の精度)」と、声を詰まらせながら課題を口にした小林。それでも「ドローヒッターに難しいコースで17個のバーディーを取れたし、今までよりパターも入っている。(優勝する選手と)差がないと感じることができた」と必死に前を向いた。

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