佐久間朱莉が悲願の初優勝 通算11アンダー 2位は大里桃子 小林夢果は14番痛恨ダブルボギーで3位
「女子ゴルフ・KKT杯バンテリン・レディース・最終日」(20日、熊本空港CC=パー72)
首位と1打差でスタートした佐久間朱莉(22)=大東建託=が5バーディー、ノーボギーで通算11アンダーとし、プロ5年目で、悲願の初優勝を遂げた。
9番まで4バーディーで10アンダーに乗せて主導権を握ると、スコアが動かなくなった後半、13、14番は5メートル前後のパーパットが残る試練に見舞われた。
しかしそこを執念でねじ込むと16番パー3で右3メートルから5つ目のバーディー。17番も5メートルのパーパットをカップインさせる、神懸かり的なパットで優勝を呼び込んだ。
熊本出身の大里桃子(26)=伊藤園=は4アンダー7位からスタートし、地元ファンの大きな声援を受けながら順調にスコアを伸ばした。通算9アンダーで迎えた最終18番のバーディーパットがカップのふちでくるりと回って向こう側に止まり、2位に終わった。
小林夢果(21)=ヨコハマタイヤジャパン=は佐久間と10アンダーの首位で並んで迎えた14番パー4でフェアウエーからの2打目をバンカー。3打目が“ホームラン”でグリーンオーバーし、痛恨のダブルボギーを打ってしまった。そこから伸ばすことができず、通算8アンダーの3位だった。





