松山英樹 通算9オーバー、精彩欠き自己最低60位 ショット乱れいら立つ場面も

 「米男子ゴルフ・全米プロ選手権・最終日」(22日、サザンヒルズCC=パー70)

 松山英樹(30)=LEXUS=は4バーディー、7ボギーの73とスコアを落とし、通算9オーバーの289で60位だった。星野陸也も76と崩れ、同じく9オーバー。トップに7打差の7位から出た29歳のジャスティン・トーマス(米国)が67をマークし、通算5アンダーで並んだウィル・ザラトリス(米国)との3ホールのプレーオフを制して優勝。大逆転で2017年大会に続くメジャー2勝目を挙げ、ツアー通算15勝とした。

 松山は4日間を通して精彩を欠いた。過去に2度、トップ5入りした好相性の大会で自己最低の60位。「いい状態で入って来られたと思ったんだけど…。ちょっと悔しい」と元気がなかった。

 前週の米ツアー、AT&Tバイロン・ネルソンでは3位に食い込んだ。好成績をもたらしたショットが今大会は不調で、最終日のパーオン率は50%。パー3の14番でティーショットが乱れ、いら立つ場面もあった。

 大会前に首痛を発症した。3月には肩甲骨辺りの痛みを訴え、4月のマスターズ・トーナメントの後に4週間のオフを取った。2度目のメジャー制覇には、体の状態といかに向き合うかも鍵で「試合をやればどこかに絶対に痛みは出る。その中でどれだけやれるか」と課題を口にした。

 次戦は6月2日からのメモリアル・トーナメントで、約1カ月後にはメジャー3戦目の全米オープン選手権が控える。「大きい試合が続く。ショット(の精度)が求められるコースだと思うので準備したい」と巻き返しを期した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス