比嘉一貴 ファンの前でV「ゴルファー冥利」 オフの取り組みが結実ツアー通算3勝目
「男子ゴルフ・関西オープン・最終日」(17日、兵庫県よみうりCC=パー71)
首位で出た比嘉一貴(26)=フリー=が逃げ切り、21年8月の長嶋茂雄招待セガサミー杯以来となるツアー通算3勝目を挙げた。大会連覇を狙い、2打差を追ってスタートした星野陸也(25)=興和=は1打及ばず2位。3位で出た東北福祉大4年の蝉川泰果(22)は77と崩れ、17位に終わった。
比嘉は2メートルのバーディーパットを外して苦笑いを浮かべてから、優勝パットを決めた。「ギャラリーが入ってゴルファー冥利(みょうり)に尽きる。うれしいし、こうじゃないとと思う。今まで当たり前だったことが当たり前じゃない」。コロナ禍にファンの前で勝つ喜びをかみしめた。
「オフに取り組んできたことが結果につながってきた」。ウエートを使った筋トレをやめ、負荷は自身の体重だけにした。腹筋で体幹を鍛え、股関節を動かすトレーニングを増やすと、スイングスピードが上がった。
この日も18番パー5でその成果が出た。1打目はこれまで越えなかった280ヤード余り先のバンカーをキャリーで飛び越えた。残り236ヤードの2打目は4番アイアンを使い2オンに成功。ロングアイアンで高いボールが打てるようになり、「攻める選択肢が増えた」と話す。
今季は複数優勝を目標に掲げる。「2勝とは思っていない」。新たな取り組みが早くも実を結び、言葉にも強さが増している。





