原英莉花「King」まず1冠だ 腰痛もう大丈夫「強い気持ちで」

 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース」(3日開幕、琉球GC=パー72)

 今季国内ツアー開幕戦となる同大会の公式練習日となった1日、昨季賞金ランキング8位の原英莉花(23)=NIPPON EXPRESSホールディングス=が会見に臨み、昨年苦しんだ腰痛が男子のレジェンドで師匠の尾崎将司(75)の助言などで回復しつつあり、スイングやクラブを変更した新スタイルで戦うと明かした。

 原英がニュースタイルで新シーズンに臨む。昨季悩まされた腰痛はヘルニアと診断され、一時は手術も検討したが回避。ストレッチやケアだけでなく、同じく腰痛を抱える師匠のジャンボ尾崎から紹介された治療を受けるなどし「痛みは大丈夫です」と言えるまでになった。

 同時に腰の負担を軽減するために、スイングは「スタンスを狭くし、腹筋を使って体の中で振るイメージ」にマイナーチェンジ。使用クラブもドライバーからユーティリティーまでをミズノからキャロウェイに替えた。

 ドライバーはスピン量が減り「振れていなくても安定して距離が出る」のだという。また昨年はボールに「Venture(冒険)」の文字を入れたが、今年は「King(王様)」に変更。Queen(女王)でないのは「強い気持ちで戦いたい」のが理由だ。

 腰痛を心配してくれたジャンボからは開幕前のあいさつ時に「調整はできたか?腰は去年よりは良さそうだな」との言葉をもらった。当面の目標は開幕4戦目のアクサ・レディース(25~27日、宮崎市・UMKCC)の優勝で、今大会は「気負わずできることを試合でやる。どこまでできるか。まずは予選通過を目指したい」と原英。強い気持ちは内に秘め、静かに闘志を燃やした。

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