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梶谷翼オーガスタV 世界へはばたく17歳!プレーオフ制し2代目アマ女王

 「女子ゴルフ・オーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権・最終日」(3日、オーガスタ・ナショナルGC=パー72)

 新型コロナウイルスの影響で2年ぶりに開催された大会で、梶谷翼(17)=兵庫・滝川二高3年=が初優勝を飾った。2打差の5位で出て3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で回り、通算1オーバーの217。米国選手とのプレーオフを制した。男子メジャー・マスターズの会場でゴルフの象徴ともいえるオーガスタ・ナショナルGCで優勝した初の日本人になった。上野菜々子は通算9オーバーの19位だった。

 18番で行われたプレーオフの1ホール目。1メートル強のパーパットを沈めた梶谷がオーガスタの「2代目アマ女王」となった。軽くガッツポーズをつくっただけで穏やかに喜んでいたが、インタビューで一変。「オーガスタは憧れ。目標が実現して率直にうれしい」と涙がこぼれた。

 混戦の中、17番で3オン3パットのダブルボギーをたたいた。最終ホールを前に気持ちは乱れたが、キャディーに「一打一打を大事に」と言われ持ち直す。1打目を曲げた18番はピンをかすめた会心の第3打からパーセーブ。力を出し切った。

 同大会は第2ラウンドまでジョージア州のチャンピオンズリトリートGCで行われ、決勝のみ男子のマスターズ・トーナメントと同じ舞台で戦える。

 2年前の第1回大会では滝川二高の先輩、安田祐香が3位に入った。渡米前に同校ゴルフ部・角谷監督からは「安田も『オーガスタは良かった』と言っていた。最終日まで行って、オーガスタを楽しんでおいで」と送り出されたが、最高の結果で応えた。

 渋野日向子を昨年まで指導した青木翔コーチに教わっている。昨年12月には左足首の靱帯(じんたい)を痛め、1カ月ほどクラブを握れない時期があったが「黙って努力し続ける子」(同コーチ)は素振りから再出発。時間を忘れるほど打ち込み、念願の舞台に間に合わせた。

 世界屈指の名門コースでカップを掲げた17歳の高校生は「日本人、アジア人初というのはうれしい。初めて、というのは好き」とニッコリ。女子ゴルフにまた新星が現れた。

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